12月29日、区間エントリーが行われました。
区間エントリー表
何点か気にしておきたいことを書きたいと思います。
▽エース級の補欠エントリー
このブログでは、
さんざん「28分台のランナーに注目DA!!」と言ってきたので、ここでも触れたいと思います。
10000m28分台の力を持っていながら、補欠に回った選手は以下の通り。
選手名 タイム(大学・学年)
八木 28.55.24(早稲田・4年)
志方 28.38.46(早稲田・2年)
久我 28.32.32(駒澤・3年)
窪田 28.23.61(駒澤・2年)
鎧坂 27.44.30(明治・4年)
菊地 28.43.61(明治・3年)
新庄翔 28.44.00(中央・1年)
マイナ 27.53.50(拓殖・2年)※
藤本 28.27.66(国士舘・4年)
山口 28.54.53(城西・2年)
松村優 28.54.89(順天堂・1年)
梶原 28.52.55(関東学連選抜・4年)
以上の9チーム12名。
このメンバーは当日朝のエントリー変更でどこかで起用されるであろう、
「ジョーカー」です。
(※留学生は1チーム1人しか起用できないルールがあり、
既に拓殖大学はモゼ選手が3区にエントリーされているため、
マイナ選手は起用されない可能性が高いです。)
この中で特に注目すべきは、早稲田と駒澤の2名ずつ。
優勝を争う上でとても大事になってきます。
恐らく、往路の結果次第で復路のどこかに起用されることが予想されます。
(ここは大事なので、あとで詳述します。)
▽鎧坂が補欠!?
エースを戦術上補欠に置いておき、当日朝にエントリーさせるケースがあることは説明しましたが、
鎧坂選手ほどの大エースになると、確実に2区起用が予想されるので、
補欠に置いたりせず、素直に2区でエントリーされることが多いです。
それが、まさかの補欠エントリー。
もしかしたら、2区以外での起用もあるかもしれません。
西監督は、
「できることなら2区で使いたいが、状況を見て」と濁しています。
10月下旬にした怪我の状況が芳しくないのか、
はたまた何か高度な作戦なのか。
後者に期待します。
▽エース、5区起用か!?
東海大学のエース、村澤選手が5区に起用されるかどうか、話題になりました。
前回は2区で、日本人選手では2名しか達成したことのない1時間6分台を叩き出し、区間賞。
今や学生長距離界のエースとなった彼ですが、今回も2区エントリーでした。
「村澤が5区を走ったら、どれくらいで走れるのか見てみたい!」
「柏原と村澤の対決が見てみたい!」
箱根駅伝ファンとして、純粋にそう思っていたので、少し残念ではあります。
過去の大会を振り返ってみますと、
平地ではスーパーランナーでも、5区では全然通用しなかった。
そんな例はたくさんあります。
2006年に現在の5区の距離になって以降、
10000m28分台のランナーで5区を走ったランナーは延べ16名。
そのうち、区間3位以内に入ったのは、たったの延べ6名。
しかも、そのうち3名は柏原です(笑)
多くのエース級ランナーが、
山上りの適正を持っているスペシャリストたちに負けていることが分かります。
ただ、柏原級のバケモノタイムを叩き出すには、
山上りの適正を持っていることに加えて、平地でもかなり良いタイムで走れる走力を持っていることが必要だと思います。
村澤選手には、是非、柏原なきあとの5区の覇者になってもらいたいです。
村澤選手のいる東海大学では、5区に前回と同じく早川選手がエントリーされました。
早川選手も10000m28分台のタイムを持つ好ランナー。
今年の関東インカレ10000mも制した、東海大学二枚看板の1人です。
2区村澤、5区早川の出来次第では、東海大学の往路優勝もあると思います。
また、今回の箱根駅伝では、
早川選手の他にもエース級のランナーが数名5区に挑戦します。
まず、早稲田大学の山本選手。
ルーキーながら、10000m28.38.15のタイムを持つ早稲田の未来のエース。
次に、明治大学の大江選手。
前回は、柏原に次ぐ区間2位、タイムも1.19.52という素晴らしいタイムで山を上りきりました。
今回も柏原対抗の第一候補です。
(今まで5区で1時間20分を切ったのは、延べ10名。うち2人は今井、3人が柏原。)
それと区間エントリーはされていませんが、
学連選抜の梶原選手も5区に起用される可能性が高いと聞いています。
彼らが竜神・柏原に対して、どのような走りを見せるのか、注目です。
他にもありますが、とりあえずこんな感じです。
長くなってしまったので、
「早稲田、駒澤、東洋の優勝争いをめぐる区間エントリーの思惑」については、
別項で書きます。
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