この書き出しで日記を書き始めてから、もう何年になるだろう。
みんな、付き合ってくれてありがとう。
今年もよろしくお願いします。
考えてみたら、物心ついたときには、もう箱根駅伝に夢中だった。
うちの家族は毎年正月に必ず箱根に来る。
正月だけじゃない。春も来たし、夏も来た。
僕の家は箱根にある。
そう言っても過言じゃない。
箱根の家に置いてある日記の一番古いところを辿ると、
「謙がハイハイしてるそばで、鈴木大地が金メダル…」なんて書いてある。
1988年のことだ。
時を同じくして、箱根駅伝のテレビ生中継が始まった。
僕らは毎年正月を箱根で過ごすようになった。
ランナーたちが家の近くを通るギリギリまでテレビで観戦し、家の近くに来たら沿道に行って応援する。
この家は箱根駅伝を観戦するには絶好の立地だ。
そんな環境で育った僕は、当然のように箱根駅伝が大好きになった。
今の僕が、スポーツ漬けな毎日を過ごしているのは、間違いなく箱根駅伝がルーツにある。
スワローズを応援しているのも。
フットバッグをやっているのも。
早稲田でスポーツを勉強してるのも。
全ては、箱根があったから。
今の僕は、箱根駅伝のおかげで生きている。
箱根駅伝は、よく人生に喩えられる。
誰かから引き継いだ「思い」を背負って、ひたすらに走る。
ふと、あれ自分はなんで走っているんだっけ、そんなことを考える。
上り坂や曲がりくねった道、強い追い風が行く手を阻む。
走るのなんてやめた方が楽じゃないか、なんて思ったりもする。
でも、それでも、自分を信じて全力で走った人にだけ、自分の背負っている「思い」が何だったのかに気がつくことができる。
そして、その「思い」には、たくさんの自分を支えてくれている人たちの「思い」が乗っていることも。
その「思い」をまた誰かに受け継いでいくということも—
駅伝では、「襷(たすき)」にチーム全員の「思い」を乗せて、それをゴールまで引き継いでいきます。
明日、あさって。
選手たちのその全力な姿から何かを感じ取ってもらえたら、
僕がこのブログ「TASUKI」をやった意味が少しでもあったのかな、と思います。
ちょうど、日付が変わった。
今年もまたこの日がやってきた。
改めまして、皆様あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
第88回東京箱根間往復大学駅伝競走出走まで、あと8時間。
(みんな、箱根の家に遊びに来てね。)
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| (うちから見た芦ノ湖と夕焼け) |
