2011年12月31日

【第9区】箱根駅伝小ネタ集(随時更新)【あと2日】

↑の「あと○日」が完全に形骸化してきちゃってるなー。
1日1回更新は非常に難しい。

ようやく9区だー。これを含めてあと2回、更新します。

今回は思いっきりハードルを下げるので、軽い気持ちで読んでください。
随時思いついたことをぽんぽんここに放り込んでいきます。


▽アニヲタの多さ

山の神、柏原くんを筆頭に箱根のランナーたちはアニメオタクが多いです。

学連選抜の佐藤くんなんかは、よく柏原とTwitter上でアニメの会話をしているのを見かけます(笑)
大学の垣根を越えて、選手たちは仲がいいんですねー

ちなみに、柏原選手の好きな声優は「花澤香奈」

(あれ、かわいいかもしれない)



▽タスキの色

日テレのアナウンサーがこだわっている部分だと思うのですが、
各大学の「色の名前」を呼ぶことがあります。
各校のスクールカラーが、タスキやユニフォームの色に使われているので、それを用いています。
伝統校はきっちりと色の名前が決まっているので、かっこいいです。

「先頭を行くのは、鉄紺のタスキ、東洋大学です」などなど。
あとは、かつての駒澤と順天堂の二強対決を「紫紺対決」なんて言ったりもしますね。

実況の中で「色の名前」が出てきたら注目してみてください。

かっこいい色の名前一覧

中央:真紅
早稲田:臙脂
東洋:鉄紺
東京農大:松葉緑
明治:紫紺
順天堂:茄子紺
駒澤:藤色
神奈川:プラウドブルー
山梨学院:プルシアンブルー
青山学院:ビビットグリーン
中央学院:ブリリアントパープル

臙脂vs鉄紺




























▽ジュンチャチョウ

実況が必ず先導の白バイ隊員を紹介するシーンがあるのですが、
何年かに1度、「巡査長」を「ジュンチャチョウ」と噛んでしまうことがあります。ぷぷっ


いやー、3つめにしてこのクオリティ。意外とネタがねえ(笑)


▽出身高校別エントリー数ランキング

佐久長聖(長野)9人
西脇工業(兵庫)9人
倉敷(岡山)8人
世羅(広島)8人
仙台育英(宮城)7人
九州学院(熊本)6人


佐久長聖高校は3年連続トップ。
前回も佐久長聖高校出身のランナーたちは大活躍しました。
前回の10区間中、3区間が佐久長聖高校出身選手が区間賞獲得。
(1区大迫=早稲田、2区村澤=東海、6区千葉=駒澤)

これは異常な数です。

また、彼らを育てた佐久長聖高校監督の両角速さん(すげえ名前だ)が、
今年から東海大学の監督に就任しました。
東海大学はどんどん強くなるはず。

高校関連でいうと、
ケニアの謎の名門「ガル高」も小ネタとして抑えておきたいところ。
歴代のケニア人留学生はほとんどがこの「ガル高」出身。
しかし、その実態は謎に包まれている…なんなんだガル高!


▽イケメンランキング

スポーツナビの箱根駅伝の特集サイトには、様々ランキングが載っており、
その中には「イケメンランキング」なるものも!

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/ekiden/hakone/88th/data/ranking.html

これ、誰が決めてるんだろう。

あなただけのイケメンを、是非中継で見つけてみてください。
(おすすめは、早稲田1区大迫くん)

早稲田はイケメン多めです。
みんな早稲田っぽい顔してます。

駒澤はみんな駒澤っぽい顔してるし、何なんでしょうね(笑)



▽途中に入るCM

毎年大和ハウスのCMの新作が流れるので、僕界隈の人たちは毎年それを楽しみにしてます(笑)

(おととし、駅伝の展開がつまらなかったため、駅伝よりも盛り上がったダイワマンX)



※今年の新作(1月5日更新)




今年も笑わせてくれました。
役所さんの表情、最高です。







思いつき次第、小ネタ足していきます。

2011年12月30日

【第8区】早稲田、駒澤、東洋。三者の「思惑」【あと3日】



早稲田vs駒澤vs東洋
優勝争いをめぐる区間エントリーの思惑


(早稲田応援目線です)



まず、早稲田大学の区間エントリーは以下の通り。

1大迫 2平賀 3矢澤 4三田 5山本
6西城 7佐々木 8臼田 9前田 10萩原

前回、うまくハマッた作戦通り、今年も序盤から独走して逃げ切る作戦のようです。
1~3区は前回と同じ布陣、そして4区に調子の良い長距離ブロック長の三田選手を置く、典型的な「往路投資型」です。

柏原選手が控える5区までにできるだけ東洋との差を離しておきたい、というわかりやすい「思惑」が見て取れます。

前回は2分54秒の差を柏原選手に逆転されました。
今回は、3分、いや4分は離すぞ!という強い意気込みを感じるオーダーです。

前回は1区の大迫選手が抜け出し、後続に大差をつけました。
ですが、今回はその大迫選手に徹底的にマークがつくことが予想されます。
そんな状況の中での1区大迫エントリーからは、
「うちは絶対に大迫で独走をするんだ!」という、渡邉監督の強い意思が伝わってきます。

大迫選手が2位以下を突き放して襷リレーをしてくれれば、
2区には前回の箱根駅伝2区でも好走をした平賀選手がいます。
集団の中から競り勝つ走りよりも、1人で淡々と安定したペースを刻むのがうまい選手なので、
独走状態で襷を受ければ、良い走りをしてくれるでしょう。

3区は矢澤選手、4区は三田選手の4年生コンビ。
2人とも経験したことのある区間なので、前回以上の快走を期待します。
特に4区は他に有力ランナーが少ないので、圧倒的に差をつけてもらいたいです。
渡邉監督もそう思っているはずです。


また、八木選手と志方選手は、怪我から明けたばかりということもあり、
予想通り補欠でのエントリーとなりました。
どのくらいまで調子を戻しているかわかりませんが、
早稲田が優勝するためにはこの2人が走れることが必須になってくると思います。
順当なら8区志方、10区八木でくるはず。


往路終了時点でトップに立っておき、復路で逃げ切る。
もしくは、往路終了時はトップが見える位置につけておき、復路で逆転する。

早稲田の「思惑」はこんなところだと思います。



次に、駒澤大学の区間エントリーを見ていきます。

1撹上 2村山 3油布 4猪浦 5井上
6千葉 7上野 8郡司 9西澤 10後藤田

1区に10000m28.03.27というめちゃくちゃ早いタイムを持っている撹上選手がエントリーされました。
2区にエントリーされる予想も多かっただけに、この起用には驚きました。
前回の早稲田1区「大迫独走」により、1区の重要度が増したようです。

駒澤大学の「思惑」も早稲田と同じく、
「5区柏原の前に、東洋との差を出来るだけつけておいて、逃げ切る」だと思います。

ただ、駒澤の場合は、復路も充実しているので、
往路を早稲田ほど重要視はしていないように思えます。
補欠エントリーになったエースの窪田選手も順当なら9区に出てくるでしょうし、
往路である程度差がつけられていても、最悪復路で逆転できる。そう考えているかもしれません。

窪田選手の他にも、久我選手や高瀬選手など実績のあるランナーが補欠に回っています。
選手層の厚さがずば抜けています。
最強の選手層を誇る布陣で、大八木監督の「復路投資型」采配の究極形が見られる気がします。


最後に、東洋大学。

1宇野 2設楽啓 3木田 4田口 5柏原
6市川 7八木沢 8大津 9田中 10川上

1区に28分台ランナーの宇野選手をエントリーしてきました。
宇野選手は直近の調子もとても良いと聞いています。
駒澤と同じく、早稲田に1区から独走はさせない!という思いがあるのだと思います。

前回の「大迫独走」はそれだけ衝撃が大きかったのでしょう。
各校の「思惑」に大きな影響を与えています。

東洋大学は選手層の厚さでは駒澤大学に劣りますが、
何と言っても5区柏原の存在があります。

駒澤の5区井上選手も、前回の5区で1.20.54の好タイムを記録した経験者ですが、
柏原選手は3年連続で1時間17分台で走っています。

早稲田の山本選手も5区山上りの実力は未知数ですが、1時間20分でいけたら御の字だと思います。

柏原1人で3分以上のアドバンテージを取れる。
これは非常に大きいです。

例年の傾向だと、復路ではそこまで差がつきません。
なので、東洋の思惑としては往路終了時で駒澤、早稲田に対してそこそこリード(1~2分程度)を取っていれば、
あとは復路で逃げ切れる、と考えていると思います。

そう計算すると、
柏原がスタートする5区開始時までに駒澤、早稲田に対し2分程度の遅れであれば、
柏原が逆転、そのうえ十分なリードも取ってくれる。

東洋の「思惑」は、柏原までに最少の差で行って、あとは柏原の爆発に懸ける!といった感じです。


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長々となりましたが、
優勝を争う3校の思惑について書いてみました。

論理性とか読みやすさとか、全然考慮していないので、
果たしてどれだけの人が読んでくださるか疑問です(笑)

でも、「ブログ読んでるよ!」と多くの人に言っていただけて、とても嬉しいです。
どうぞ最後までお付き合いください。

1月2日午前8時を最高の状態で迎えましょう!



2011年12月29日

【第7区】箱根駅伝、区間エントリーを見て気になること【あと4日】

12月29日、区間エントリーが行われました。

区間エントリー表

何点か気にしておきたいことを書きたいと思います。


▽エース級の補欠エントリー

このブログでは、
さんざん「28分台のランナーに注目DA!!」と言ってきたので、ここでも触れたいと思います。
10000m28分台の力を持っていながら、補欠に回った選手は以下の通り。

選手名 タイム(大学・学年)

八木 28.55.24(早稲田・4年)
志方 28.38.46(早稲田・2年)
久我 28.32.32(駒澤・3年)
窪田 28.23.61(駒澤・2年)
鎧坂 27.44.30(明治・4年)
菊地 28.43.61(明治・3年)
新庄翔 28.44.00(中央・1年)
マイナ 27.53.50(拓殖・2年)※
藤本 28.27.66(国士舘・4年)
山口 28.54.53(城西・2年)
松村優 28.54.89(順天堂・1年)
梶原 28.52.55(関東学連選抜・4年)

以上の9チーム12名。
このメンバーは当日朝のエントリー変更でどこかで起用されるであろう、
「ジョーカー」です。

(※留学生は1チーム1人しか起用できないルールがあり、
既に拓殖大学はモゼ選手が3区にエントリーされているため、
マイナ選手は起用されない可能性が高いです。)

この中で特に注目すべきは、早稲田と駒澤の2名ずつ。
優勝を争う上でとても大事になってきます。
恐らく、往路の結果次第で復路のどこかに起用されることが予想されます。

(ここは大事なので、あとで詳述します。)


▽鎧坂が補欠!?

エースを戦術上補欠に置いておき、当日朝にエントリーさせるケースがあることは説明しましたが、
鎧坂選手ほどの大エースになると、確実に2区起用が予想されるので、
補欠に置いたりせず、素直に2区でエントリーされることが多いです。

それが、まさかの補欠エントリー。
もしかしたら、2区以外での起用もあるかもしれません。

西監督は、
「できることなら2区で使いたいが、状況を見て」と濁しています。

10月下旬にした怪我の状況が芳しくないのか、
はたまた何か高度な作戦なのか。

後者に期待します。


▽エース、5区起用か!?

東海大学のエース、村澤選手が5区に起用されるかどうか、話題になりました。
前回は2区で、日本人選手では2名しか達成したことのない1時間6分台を叩き出し、区間賞。
今や学生長距離界のエースとなった彼ですが、今回も2区エントリーでした。

「村澤が5区を走ったら、どれくらいで走れるのか見てみたい!」
「柏原と村澤の対決が見てみたい!」

箱根駅伝ファンとして、純粋にそう思っていたので、少し残念ではあります。

過去の大会を振り返ってみますと、
平地ではスーパーランナーでも、5区では全然通用しなかった。
そんな例はたくさんあります。

2006年に現在の5区の距離になって以降、
10000m28分台のランナーで5区を走ったランナーは延べ16名。

そのうち、区間3位以内に入ったのは、たったの延べ6名。
しかも、そのうち3名は柏原です(笑)

多くのエース級ランナーが、
山上りの適正を持っているスペシャリストたちに負けていることが分かります。

ただ、柏原級のバケモノタイムを叩き出すには、
山上りの適正を持っていることに加えて、平地でもかなり良いタイムで走れる走力を持っていることが必要だと思います。
村澤選手には、是非、柏原なきあとの5区の覇者になってもらいたいです。

村澤選手のいる東海大学では、5区に前回と同じく早川選手がエントリーされました。
早川選手も10000m28分台のタイムを持つ好ランナー。
今年の関東インカレ10000mも制した、東海大学二枚看板の1人です。

2区村澤、5区早川の出来次第では、東海大学の往路優勝もあると思います。

また、今回の箱根駅伝では、
早川選手の他にもエース級のランナーが数名5区に挑戦します。

まず、早稲田大学の山本選手。
ルーキーながら、10000m28.38.15のタイムを持つ早稲田の未来のエース。

次に、明治大学の大江選手。
前回は、柏原に次ぐ区間2位、タイムも1.19.52という素晴らしいタイムで山を上りきりました。
今回も柏原対抗の第一候補です。
(今まで5区で1時間20分を切ったのは、延べ10名。うち2人は今井、3人が柏原。)

それと区間エントリーはされていませんが、
学連選抜の梶原選手も5区に起用される可能性が高いと聞いています。

彼らが竜神・柏原に対して、どのような走りを見せるのか、注目です。


他にもありますが、とりあえずこんな感じです。

長くなってしまったので、
「早稲田、駒澤、東洋の優勝争いをめぐる区間エントリーの思惑」については、
別項で書きます。


2011年12月28日

【第6区】思惑【あと5日】

明日ついに区間エントリー!!!
明日からもう箱根駅伝のレースは始まると言っても過言ではありません。

区間エントリーとは何か。



スポーツの試合で、事前にスターティングオーダーを公表することって稀ですよね。

ですが、箱根駅伝は必ず4日前の12月29日にオーダーを公表します。
これを【区間エントリー】といいます。

各校が10区間と補欠6名にそれぞれ選手を割り振ります。

事前に敵チームのオーダーがわかることで、監督は様々な作戦を立てることができます。
ここが駅伝の醍醐味でもあります。




また箱根駅伝だけの特徴として、


区間エントリーをした選手を、当日の朝に補欠の選手と入れ替えることができる」


という特別ルールがあります。
これをエントリー変更】といいます。


エントリー変更】では、区間エントリー】で各区間に配置された選手と補欠の選手を、4名まで入れ替えることができます。
ただ、【区間エントリー】である区間に配置された選手を、他の区間に移動させることはできません。
例えば、補欠の選手を3区に入れることはできますが、
2区にエントリーした選手を3区に動かすことはできないということです。




【区間エントリー】で敵校の出方をうかがいつつ、当日朝の【エントリー変更】でどう動くか。 


というわけで、明日の【区間エントリー】はものすごく重要なのです。


調子が悪く、走れるか走れないか微妙なラインの選手をとりあえず補欠にしておいて、
走れそうならば、当日朝にエントリー変更させる、という手がまずあります。 



今年の早稲田大学の例をとると、八木選手や志方選手が怪我から明けたばかりなので、補欠に回るかもしれません。

もしくは、エース級の選手をあえて補欠エントリーにしておいて、当日どこかの区間にエントリー変更して入れるという戦術もありえます。
敵校のエントリーを見て、一番最適な区間に配置するという、高度な作戦です。

いわゆるジョーカー的な使い方ですね。

往路のチームの結果次第で、復路のどの区間に起用するか決めたり。

「エースを補欠にしておいて後半の大事な9区で使うつもりだったけれど、往路で予想以上に出遅れてしまったから、これ以上遅れるのはまずい。早めの7区に入れよう。」などなど。

監督の手腕が問われます。

明日の区間エントリーで、エース級の選手が補欠に回っていたら、注目です。

各校の思惑が交差する明日の【区間エントリー】
勝負はもう始まっています。






あと5日。

2011年12月27日

【第5区】第88回箱根駅伝の展望を書き殴る【あと6日】

ブログを書き始めていて、
文章を書くことの難しさをめちゃくちゃ感じています。
僕、こういうのとても苦手です。

こう、まず丁寧語を使うのとか、そこからまず苦手で、
そもそも丁寧語で書く必要あるのか?とか、

あと、論理的に文章を展開するのとか、とてもできなくて、
うまく書きたいことも伝わらなくてもどかしいので、
今回は気ままに書き殴ります。

************

ふーっ、楽になった。
あれだよね、Twitterが普及し始めてから、長い文章を書くのが苦手になった人増えてると思う。
僕もだけど。
Twitter症候群。

もうあれです、
今回の箱根駅伝は、めっちゃ面白い。
まあ、毎年面白いんですけど、特にね。

あの柏原竜二が最終学年。
1人であそこまで流れを変えられる選手は、史上を見ても彼しかいない(って有名な人が言ってた)。
あと1回しか柏原の山が見られないと思うと、何とも言えない気持ちになる。

目に焼き付けましょう。

早稲田生の僕にとっては敵だけど、ブレーキはしてほしくない。
こういう感情になるスポーツって、箱根駅伝だけだと思う。

今回の早稲田大学は、とても応援しがいのあるチーム。
はっきり言って駒澤と東洋の2強。そこに早稲田が挑戦する、という構図。

前回はわりと本命だったけど、今回は対抗でもない。穴です。

ジャイアントキリング、やりましょう。

************

早稲田の戦力ですが、前回は、
主力組(-佐々木、志方)+山担当の4年生
という感じでした。

今回は、このメンバーから山担当の4年生が抜けて、佐々木、志方が戻り、ルーキーの山本が加わった、といったような感じです。

主力の、
大迫、矢澤、八木、三田、平賀、前田、佐々木、志方、山本

この9人を軸に平地区間を組み、他の山対策メンバーの中から5区6区を組む、というのが基本路線だと思います。

エース大迫は前回1区で、独走しました。
ただ、この作戦はもうはまらないかと。

渡邉監督も、
「本来の駅伝のセオリーからいうと、1区にナンバー1を使うのはだめ。ただ三冠がかかっていたので、いちかばちかの勝負で大迫を使いました。」
と言っていることから、今回の1区大迫はなく、大迫は順当に2区かと。

1区は大迫の1つ前2つ前の箱根で担当した矢澤か。
もしくは、希望している前田か。

選手は2つのタイプ、
往路で他のランナーたちとせめぎ合いながらレースを展開するのが得意な「往路キャラ」と、
復路で前後にあまりランナーがいなくても一人で着実にタイムを刻んでいくのが得意な「復路キャラ」に分かれる、

と渡邉監督は言っていた。

要は、
派手で負けず嫌いな往路キャラと、
地味で職人気質な復路キャラ。

上のメンバーの中では、大迫矢澤あたりは完全に往路キャラだけど、
他のメンバーに関しては、今までは往路で使われていたとしても、復路キャラもいるように思える。

例えば、平賀とか(チーム1地味)。

9区、10区で勝負をかけたい、と渡邉監督。
平賀を9区に回すのはどうだろう、っと勝手に予想しています。
多くの人が3区予想でしたが。

3区は近年重要度が増してきている。
平賀という声が多いが、ここは好調な三田を予想。

4区は前回好走をした前田(武藤ゼミ)。

5区は3度目の正直、佐々木。
佐々木はここ2年、5区の準備をしてきたが、怪我で2年とも出場ならず。
今回こそ、という声が大きい中で、本当に5区を走るのかどうか。
誰が担当するにしろ、少しでも柏原と張り合って欲しい。勝て、とは言わない。個人タイム3分差以内。

6区山下りは、何名か対策をしている選手がいるよう。
毎年それなりのランナーを仕上げてきてくれるので、ここは安心している。

7区。
昨年は三田の快走で、早稲田の首位を決定づけた。
復路の2区間目ということで、近年重要度が上がりまくっている。
キャプテン八木、怪我明けから間に合うなら、ここでくるんじゃないか。

8区、志方。どこかの評論家が8区志方予想だったので笑

9区は前述の通り平賀。

10区はルーキー山本。
復路とはいえ、アンカーの10区は前をどんどん追いかける往路キャラが使いたい、と渡邉監督が言っていた。
ここは山本くんを起用して、東洋の山本との山本対決が見たい笑

というわけで、早稲田の区間エントリー予想
1矢澤 2大迫 3三田 4前田 5佐々木
6下り強化している選手の誰か(西城あたり) 7八木 8志方 9平賀 10山本


なお、これはあくまで予想にすぎないので、
区間エントリーを踏まえたちゃんとした展望は、29日の区間エントリー後に書きます。

メンバーの戦力は前回の優勝時と同等。
前回と同じく全員が力を出し切れば、優勝できるはず!!

がんばれ、早稲田!!


以下では、早稲田大学が立ち向かう2校について、書いていきます。

************


・駒澤大学について

一言。

レアル駒澤マドリー、復活。

この「レアル駒澤マドリー」という言葉は、
僕の中学高校時代の友達の藤田くんという奴が、
当時の駒澤大学の強さをたとえて言った言葉なんですけどね。

あの当時は本当に強かった。
2002~2005年、4連覇。

僕の中学高校生活6年のうち、4回勝ってるわけですからね。
僕と藤田くんの中では完全にレアル駒澤マドリーなわけです。


今、久しぶりに優勝したときの駒澤のオーダーを見返してみましたが、
名前を見るだけで震えます笑

この4連覇中、全40区間で区間10位以下だった区間はたった2つだけ!
対して、区間5位以内の区間はなんと31個!!!(うち区間賞が12)

この鬼のような安定感が怖すぎでした。


さて、今年の駒澤大学の戦力は、あの黄金期以上。

黄金期が終わって弱体化したときに入学してきたメンバーが今の3年生たち。

なぜか弱体化した名門には有力選手が入りやすいんですよね。早稲田、明治しかり。
「おれの力で優勝してやる!!」っていう思いなんでしょうか。

あのときの新入生が3年生になり、チームを引っ張っている。
撹上、上野、久我、千葉…

そして、2年生の窪田。
今年の出雲駅伝で最長区間6区区間賞。
彼は今や駒澤のエース。

2年生では他に、
駒澤の名だたるスピードランナーたちの中でも最強のスピードランナーといっていい、
油布。

スーパールーキーの村山謙太。

勝ち方を知っている大八木監督が、この最強メンバーを手にしたとき、どういう結果を出すか。
想像もできません。

早稲田大学としては、対策は特にありません笑
ブレーキを願うのみ笑

あまり当らないことが予想されますが、あえて区間エントリーの予想をしてみると、
1村山 2窪田 3上野 4油布 5井上
6千葉 7久我 8高瀬 9撹上 10後藤田

村山ブレーキしないかなあ笑

************

・東洋大学について

なんといっても柏原。
前述の藤田くんは、柏原がまだ1年生とき、いち早く

「柏原はイニエスタに似ている」

と発言しました。

柏原
イニエスタ

それ以降、僕界隈では柏原は
「カシエスタ」だとか「ヤマエスタ」だとか「山のバロンドール」だとか呼ばれています笑


さて、東洋大学の戦力ですが、かなり充実しています。
前回往路優勝のメンバーが柏原も含めて全員残っていて、
かつ復路も安定的に力を出せるメンバーがいる。

往路終わった時点で東洋が2分リードしてトップなら、
早稲田は逆転きつい。

柏原は5区を1時間17分で走る。
早稲田の5区が1時間20分で走れるとしても、3分差。

今回柏原は16分台を出すと言っているし、早稲田の選手が20分台で来られるとも限らない。

となると、4区終了時までに東洋との差、最低3分。
早稲田が東洋に勝つためには、ここのラインが絶対的になると思います。

前回は4区終了時の差が2分54秒でした。
これ以上は、欲しい。

東洋の区間エントリー、これも当たる気はしませんが一応予想。
5区柏原、9区田中、は確定。
1~3区に設楽兄弟、4区宇野もほぼ間違いない。
市川は平地なのか?やっぱり6区なのか?

1川上 2設楽啓 3設楽悠 4宇野 5柏原
6市川 7不明 8不明 9田中 10山本

前回のを最大限踏襲すると、こう。
ただ、この1~3をそのままでいくとは思わないなー。

酒井監督は、
「5区までに去年以上の差(2位と27秒)での首位」
「6~7区でどれだけ離せるか」
がキーだと言っていた。

7区誰だろう。

************


2強を倒せ!ワセダ!
というわけで、僕の合い言葉はこれで行きたいと思います。


ストップ・THE・マドリー!
ストップ・THE・カシエスタ!



あと6日。




2011年12月26日

▲各区間概論4区


4区(18.5km
難易度:D
重要度:C

2006年に区間距離の変更があり、10区間で唯一20kmを切る区間になりました。
20kmを走るスタミナはなくとも、速く走る力を持っている、いわゆる「スピードランナー」が多く起用される区間です。
1500mを得意とする中距離選手が起用されることもあります。
(ただ、距離が短いとは言っても18.5km。かなりの距離です。)

まだ区間の歴史が浅く、そこまで速い記録が生まれていないので、
10区間中、最も区間新記録が出やすい区間と言っていいと思います。
区間新記録が出るかどうか、注目してみてください。

この区間も以前の3区と同じくあまり強いランナーが起用される区間ではないので、
ここで強いランナーを起用し、他校との差をつけたいという思惑も、
今度もしかしたら出てくるかもしれません。

往路のアンカー5区につなげるという意味では重要な区間です。



5区へ

▲各区間概論3区


3区(21.5km
難易度:C
重要度:B

近年、最も重要度が増してきた区間。

以前は、「つなぎの区間」と言われ、あまり強い選手が起用されてきませんでしたが、
ここ最近は速いランナーが多く起用されるようになりました。

2区の持つ意味と同じく、
レース序盤で良い流れを作るために3区で順位を上げておきたいという思いがあるのでしょう。

また、エースが多く起用される2区と比べると、そこまで強いランナーが多いわけではないので、
ここでエースを使えば、他校と大きく差をつけられるという思惑もあるように感じます。

それと、2区と比べるとコースが難しくないので、
「怪我を持っていたり調子が悪かったりするエース」が起用されることも多いです。

学生としては44年ぶりにオリンピックの代表に選ばれた、当時早稲田大学の竹澤選手は、
12年生のときはエース区間の2区を走りましたが、
34年生時は怪我をしていたため、3区を走りました。
(それでも2年とも連続区間賞。4年生のときの記録は3区の現区間記録。)

3区の持つ意味や重要性は今後も変わってくることが予想されます。
今年はどうなるか。エース級のランナーはどれだけ起用されるか、楽しみにしていてください。



4区

▲各区間概論2区


2区(23.2km
難易度:A
重要度:A

いわゆる
「花の2区」「エース区間」

2006年に5区の距離が伸びるまでは最長区間でした。
序盤でいい流れを作るため、各校ともエースを起用します。

1区では各校ごとの差があまりつかないので、
大きく順位を上げる(もしくは下げる)チームが多いことも特徴です。
いわゆる「ごぼう抜き」です。

距離が長いだけでなく、
権太坂や残り3kmの上りなど、アップダウンが多く、とても難易度の高い区間です。

それでも、速いランナーたちは平均1km3分以内で走ります。
さすがにエース区間、他の区間と比べても、タイムの速さは圧倒的です。
(同じ区間を逆走する9区と比べても、2区は区間記録が2分近く速い。)

大体1km3分ペースの、1時間9分を切れば好タイム。
何人の選手がこのタイムを切ってくるか、楽しみです。
(前回は20人中14人。例年と比べてもこれはかなり多いです。)

前回の区間賞、東海大学の村澤選手は1時間652という驚異的なタイムで走りきりました。
今回も2区に起用されることがあれば、このタイムを上回ってもらいたいです。

24日のブログで取り上げた、
出岐選手や鎧坂選手も2区に起用されることが予想されるので、爆走に期待です。



3区

▲各区間概論1区


1区(21.4km
難易度:D
重要度:A

スタートの区間。
ここから始まる217.9kmのレース全体の流れを大きく左右する、とても重要な区間。
近年は、各校ともかなりのスピードランナーを起用しています。
28分台のランナーがどれだけ登場してくるか、注目してみてください。

また、スタートしてからすぐのところで左折をするのですが、
なぜか一番手に左折したランナーが最終的に1位で襷を渡すことが多いので、ここも注目ポイント。
統計は取っていないのですが、かなりの割合だと思います。
前回も早稲田の大迫選手が先頭で左折をして、そのまま区間賞を取りました。

近年の1区の展開は、おおよそ3パターンに分けられると思います。

A.スローペース集団走→ラストスパート勝負(2008年、2009年など)
B.1人ないし2人が飛び出し独走+後続集団走(2007年、2011年など)
C.全体がハイペースで入り乱れる→ラストスパート勝負(2010年など)

以前はAパターンが多かったです。
15km過ぎまで、1km3分を上回るような遅いペースで、
集団から遅れる選手もほとんどなく、
最後のスパート合戦で、勝負が決まるような展開。
この場合、差はほとんどつきません。

このパターンは見ていてとてもつまらないです(笑)
1時間近くレースに何の動きもないので、日テレもCMを入れまくります(笑)

前回は、Bパターンでした。
早稲田大学の大迫選手が開始1km行かないあたりから飛び出し、独走。
日大の堂本選手以外は追いかけず、残りの18チームで集団走、
最終的に堂本選手も置いていかれ、大迫選手が単独首位で襷を渡す、という展開でした。

このパターンはAパターンよりは差がつきやすく、面白いです。
2007年は東海大学の佐藤悠基選手が、2位と41秒もの大差をつけました。(1区史上最大)

大迫選手にしろ佐藤選手にしろ、他の選手と比べ圧倒的な力を持っていたので、この展開になりました。
チームとしては、このパターンに持ち込むのは理想ではありますが、とても難しいことだと思います。

そして、Cパターン。
おそらく今年はこのCパターンになると思います。
1km3分を切るようなハイペースで推移し、
所々誰かが飛び出しては、また集団に吸収されたり、
ハイペースについていけず、集団から選手が1人ずつ遅れていったり、
動きが多いパターンです。

早稲田大学は前回うまくはまったBパターンに持ち込みたいところ。
そこを、他の大学は阻止しようとするはず。
ハイレベルな1区になることが予想されます。

てか、1区だけで長くなりすぎました。
細かい展望は、29日の区間エントリー後にやります。




2区

【第4区】各区間概論【あと7日】

箱根駅伝は全10区間あります。
時間にして11時間。うん、長い。

この11時間全部を毎年見ている人は稀ですよね。
いくらお正月とは言え、出かける用事がある人もいるでしょう。

全て見られない方のために、各区間の特徴や見所を書き殴っていきたいと思います。
もちろん、全て見られる方も、知っておくとさらに面白くなる情報になれば。

判断項目を主観で設けました。
コース難易度と重要性。
D→C→B→A→Sで、右に行くほど難しく、重要です。

【各区間概論もくじ】

往路
1区
2区
3区
4区
5区

復路
6区
7区
8区
9区
10区

2011年12月25日

【第3区】このブログで伝えたいこと再考【あと8日】

先日、サッカー好きの知り合いたちと飲んだんです。

そこで聞かれたこと。

「おまえは箱根駅伝のどこにハマっているんだ?」

僕は色々と答えるわけですけど、どれもイマイチピンと来ていないようでした。

そこでわかったこと。


・箱根駅伝にハマッている人(僕のような人)は「記録」や「数字」にこだわっている。
・対して、そうでもない人(サッカー好きの知り合いたち)は、パッと見てわかる「結果」の部分を見ている。


確かに、「記録」や「数字」は、何となくハードルが高い気がしますよね。
それより、どこの選手が誰を抜いたとか、どこの大学が1位でゴールしたとか、の方が断然わかりやすい。

サッカーのゴールシーンなんて、典型ですよね。
パスがつながっていって、シュートがネットに突き刺さって、選手も観客も盛り上がってワーッ、みたいな単純明快な気持ちよさ。

「駅伝はそういう面白さがわかりにくい。」
「だから、別に11時間ずっと見ている必要はないじゃん。最悪ゴールのところだけ見られればいい。」

ってな感じでした。

なるほど、と思いました。

僕が、28分台がどうだの、ここの区間記録がどうだのといくら語っても、全然伝わらないわけです。

彼らと話をしたことで、改めて、僕のこのブログの方向性がはっきりしました。


・箱根駅伝は、少しの事前知識さえあれば、数倍面白く、数倍楽しく、数倍ワクワクするスポーツだ!ということを伝えていく
・そして、その事前知識をわかりやすく説明していく

もちろん、サッカーのゴールシーンのような、パッと見て伝わる魅力も、箱根駅伝にはあります。
ただ、その部分もカバーしつつ、やはりこのブログでは「記録」や「数字」の部分にもこだわっていきたいのです。

少しの知識で、最高の箱根駅伝観戦を。

というわけで、次回以降もよろしくお願いいたしますね。
最高の状態で、1月2日の朝を迎えましょう!

あと8日。

2011年12月24日

【第2区】「28分台ランナー」で通ぶる【あと9日】

今日は第2区です。
箱根駅伝になぞらえて、このブログも1~10区の10回更新でやっていきます。

今日のテーマはずばり
「通ぶる」

あまり箱根駅伝や陸上のことに詳しくなくても、簡単に“通っぽく”なれるセリフをご紹介します。
今回も、箱根駅伝大好き野郎にはつまらない内容かもしれませんが、ご容赦ください。


さて、箱根駅伝で面白いポイントの1つに、
「選手の持ちタイムを見れば、その選手の力が大体わかる」
という点があります。

野球やサッカーで考えてみてください。
ゲームの世界なら、走力がAだの、パス精度が90だのわかるかもしれませんが、
実際の世界ではわかりませんよね。

それが、箱根駅伝(というか陸上競技全般)では、簡単に力を推測できる方法があります。

それが、
「持ちタイムを見る」
ということ。

箱根駅伝のエントリー選手は、5000m、10000mの自己ベストタイムが公表されています。
単純に言えば、このタイムの優秀な選手ほど力を持っている選手ということになります。


少し話がずれますが、選手たちがどれくらい速いか知っていますか?

箱根駅伝を走る選手たちは1kmを3分ほどで走ります。
普通に考えて、これは相当速いです。

皆さんも、学校の体育で長距離走をやらされたことがあるでしょう。
自分の1500mのタイムを覚えていますか?
(僕は5分くらいだった気がします笑)

1km3分なので、箱根のランナーたちは1500mを4分30秒で走っている計算です。
100mにすれば、わずか18秒です。

僕ら一般人の全速力に近い、もしくはそれ以上のスピードで、20km以上の距離を走っているということになります。
選手のすごさが何となくわかりましたか?


さて、持ちタイムの話に戻ります。
前述の通り、1km3分で走れる選手がほとんどなので、
5000mにして15分、10000mにして30分のタイムを持っている選手がほとんどです。
5000m14分台、10000m29分台の選手が多いです。

中でも、注目してもらいたい選手は、

10000mのタイムが28分台の選手たちです。

28分台の選手は1チームあたり数人いるかいないかです。
彼らは「エース級」と呼ばれ、エース区間の2区や、スタートの1区、最長区間の5区に起用されることが多いです。

この28分台のランナーに注目すると、通ぶることができます!!

おすすめ通ゼリフ1

「近年は、4区の距離が短くなったことで3区も重要な区間になってきたなあ。ほら、28分台の選手がこんなに起用されているよ」

ほら、通っぽいですよね笑

エース区間と呼ばれる2区には、多くのチームが一番力のある選手を起用します。
なので、必然的に28分台のランナーが多くなります。

2区の他にも1区や5区にも28分台のランナーが多いです。

ですが、近年は3区にも多くなってきました。
この理由は話せば長くなりますが、
簡単に説明すると、
2006年の距離変更で、4区の距離が縮まり、5区の距離が伸びたことで、
3区の重要性が増した、という感じです。


おすすめ通ゼリフ2

「駒澤は強いなあ。復路にも28分台の選手がたくさんいる」

これはかなり手頃に使える通っぽいセリフです笑

前述の通り、28分台の選手は1、2、3、5区に使われることが多いです。
往路で良い流れを作らないと勝負にならない、
または往路で出遅れると復路で取り返すのは難しい、と考えられているからです。
なので、必然的に復路には28分台のランナーは少なくなります。

ですが、選手層の厚いチームだと、復路まで28分台のランナーを起用することができ、非常に強いです。

特に、駒澤大学は指揮を執る大八木監督が復路を重視する監督なので、
今回も復路に28分台の強いランナーが多く並ぶことが予想されます。

(大八木監督は、往路はなんとか上位で逆転できる位置につけ、復路で強い選手を使って一気に逆転をする、という作戦で駒澤大学を強豪校に押し上げた名将です。)


おすすめ通ゼリフ3

「青学の出岐は強いなあ。29分台の選手なのに、ロードには滅法強い」

これは、応用編の通っぽいセリフです笑

5000m、10000mの持ちタイムは、あくまでも400mトラックの周回レースで計測されたタイムです。
一方で、箱根駅伝は平坦で単調な「トラック」とは違い、アップダウンや複雑なカーブなどもある「ロード」です。

「トラック」のタイムでいくら良いタイムを持っていても、「ロード」ではなかなか良い走りができない選手もいます。

特に、箱根駅伝は20km以上の距離を走るので、
10000mのタイムがいかに速かろうと、通用しないケースがあります。

ですが、また逆もしかりです。
「トラック」のタイムはそんなに良くなくても、「ロード」では強い選手。

青山学院大学の出岐選手は、10000mの自己ベストが29.02.10です。
28分台のランナーではありません。

ただ、「ロード」には滅法強いです。
前回の箱根駅伝では、各校のエースが集う2区で区間4位の好走を見せました。
また、先日の全日本大学駅伝では、これまたエース区間の2区で区間賞を獲得する素晴らしい走りでした。
(区間賞とは、その区間1位のタイムで走った選手に与えられる賞のこと。これは知ってますよね笑)

どちらの大会でも、出岐選手は自分よりも10000mの持ちタイムが良い選手たちを何人も上回っています。

こういう選手も中にはいます。
青学の出岐選手に注目してみてください。

出岐選手の他にも、28分台ランナーではないのに、箱根駅伝で好走する選手がいたら、

「この選手はロードに強いなー!」と通っぽく言ってみてくださいね。


おすすめ通ゼリフ4

「やっぱ鎧坂ハンパねえええええええええええええ」

だんだん適当になってきました笑

28分台のランナーについて書いてきましたが、
明治大学の鎧坂(ヨロイザカ)選手はそれをも上回る27分台ランナーです。

鎧坂選手の10000mの自己ベストは27.44.30。
これは歴代学生ナンバー1のタイムです!

これまでの歴史の中で学生時代に27分台を記録したランナーはそうそうたるメンバーです。

佐藤悠基(東海大、現日清食品グループ、世界陸上代表など)、
瀬古利彦(早稲田、現解説のうるさいおっさん)、
渡邉康幸(早稲田、現早稲田大学競走部駅伝監督)
竹澤健介(早稲田、現ヱスビー食品、オリンピック代表など)

この4名のみ。
鎧坂選手はこの4名をも上回るタイムを持っているのです。

(歴代の記録などについてはこのサイトを参考)


今年4年生の鎧坂選手。
歴代最強ランナーの最後の箱根に注目してください。

そして、叫びましょう。

「やっぱ鎧坂ハンパねええええええええええええええええええ」
「名前かっこよすぎだろ」


第2区、以上です。

28分台のランナーに注目して、皆さんも通っぽくなりましょう!

明日は「各区間概論」というテーマで書きたいと思います。
(なんか講義みたい)


あと9日。






2011年12月23日

【第1区】箱根駅伝って?【あと10日】

箱根駅伝に関するぶろぐが書きたい、と思ってから早4日。

ぶろぐってやつ、とりあえず、超めんどくさい。

書くネタは色々とあるのだけれど、ブログ自体を整備するのが非常にめんどくさい。

僕は典型的アナログ人間で、
ノートは手書きだし、内容ごとにノートを分けたりしないし、
ノートと言っても真っ白なスケッチブックにぶっといペンで殴り書くだけだし。

いやー、ぶろぐ、ってこんなにめんどくさかったのか!

もうこれ以上整備しない!
必要がない限り画像とかも貼らん!



さて!(以下、ですます調)


(とか言っておいていきなり画像を貼ってみました。いやあ、箱根はとてつもなく美しいですね。)




















第88回箱根駅伝まで、いよいよあと10日です(12月23日現在)。

このタイミングで、
1人でも多くの人に箱根駅伝をより楽しんでもらうため、ブログを始めることにしました。

・箱根駅伝にあまり興味がない人に、少しでも興味を持ってもらえるように。
・箱根駅伝が好きな人に、さらに好きになってもらえるように。

このブログの目的は上の2つです。

第1回目は「そもそも箱根駅伝って一体何なのか」というところについて書きたいと思います。
箱根駅伝大好きな方には少し物足りない内容になるかもしれませんが、ご了承ください。



いきなりですが、箱根駅伝の正式名称って知ってますか?


ずばり
「東京箱根間往復大学駅伝競走」(どーん)


これを略した「箱根駅伝」という呼び名が一般的になっています。

東京箱根間往復大学駅伝競走、通称箱根駅伝は、
その名の通り、「東京と箱根の間を往復する大学生の駅伝」です。

1月2日に東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの108.0kmを走り(往路と呼びます)、
1月3日に箱根・芦ノ湖から東京・大手町までの109.9kmを走ります(復路と呼びます)。

往路5区間、復路5区間の全10区間の駅伝競走です。

「あれ、なんで同じコースを走るのに行きと帰りで距離が違うんだ??」と思った方、素晴らしい。

1区と10区はほとんど同じコースを走りますが、
10区の最後の部分だけ少し迂回するコース(日本橋を経由する)になっているため、
その分10区が長くなっています。

(ちなみに4区と7区、5区と6区も距離が違います。2006年に変わりました。)
(この話は超重要なので、また今度します。)

全10区間の距離は以下の通り。

1区(東京・大手町~鶴見/21.3km)
2区(鶴見~戸塚/23.2km)
3区(戸塚~平塚/21.5km)
4区(平塚~小田原/18.5km)
5区(小田原~箱根・芦ノ湖/23.4km)

6区(箱根・芦ノ湖~小田原/20.8km)
7区(小田原~平塚/21.3km)
8区(平塚~戸塚/21.5km)
9区(戸塚~鶴見/23.2km)
10区(鶴見~東京・大手町/23.0km)

この往路復路合計217.9kmを20チームで競います。


出場20チームは、

・前回大会の10位までの10校(シード)
・予選会を勝ち抜いた9校
それに加え、
・出場が叶わなかった大学の中からメンバーを選抜して構成される「関東学連選抜」

の計20チームです。

10位までに入れば、翌年の箱根駅伝に無条件で出場することができるので、
このシード権を争う戦いもとても熾烈になります。

優勝を争い、シード権を争う2日間の熱い戦いが、
お正月の2日間、日本テレビ系列で生中継されます。
多くの人がテレビで観戦をし、また多くの人が沿道で選手を応援します。

では、なぜ一学生スポーツにすぎない箱根駅伝がこれだけスポットライトを浴びているのでしょう?
他の学生スポーツで、地上波放送が大々的に行われているスポーツはありません。

まず、お正月に開催されているから。
これはとても大きな要因です。

加えて、

ほとんどの区間が20kmを超え、
2日間をかけて往復10区間計200km以上を継走し、
そして何よりも、
「箱根」という山を上るレースであるということ。

これらの、世界でも稀に見る特異性が要因としてあると思います。
(そもそも駅伝自体、日本にしかありませんが笑)

この特異性こそが箱根駅伝の最大の特徴であり、箱根駅伝の最大の魅力であり、
数々のドラマを生み出している最も根幹の部分です。

20km超の距離を1人で走りきるのは容易ではありません。
でも、走るのをやめてしまったら、母校の襷(たすき)が途絶えてしまう。
仲間が繋いできた襷をまた次の仲間へ繋ぐために、前へ前へ足を進め続ける選手たち。

10人が力を合わせて、
もっと言えば他のメンバーや監督を含めたチーム全員が一丸となって、
襷を繋ぎ、ゴールを目指す。

若い選手たちがチームのために全力以上の力を出そうとするその姿に、
見ている人々は胸を打たれるのだと思います。

僕も、毎年胸を打たれている1人です。
その魅力にとりつかれて、もう20年以上になります(今24歳です笑)。

僕が「駅伝が大好きなんだよねー」と言うと、よく聞かれることがあります。

「マラソンと何が違うの?」


全然違います。


駅伝は、1人で走るのではありません。継走です。

だからこそ、大逆転劇やヒーローも生まれますし、
一方で、途中棄権など、涙なしには見られない悲しい出来事も起こります。
チームのため、仲間のため、家族のため…
選手は様々な思いを抱えながら、走ります。

(日本テレビもそういった選手の思いにフューチャーして放送をしています。)
(少し話はずれますが、日本テレビの駅伝中継の技術は群を抜いて素晴らしいです。)
(この話もまた今度。)


箱根駅伝は、
一大学スポーツの枠を超えた、
ヒューマンドラマです。


これからこのブログでは、箱根駅伝の魅力をできる限り多く伝えていきます。
2012年1月2日午前8:00のスタートの時間に、
皆様が最高の状態を迎えられるように、全力で書いていきたいと思います。


あと10日。